夢の中よりカルチャー

主に音楽について思っていること、感じたことを残します。たまに他の好きなことも残すかも。

サブカルの域を抜き出てる異次元のシンガーソングライターReol

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Reolへのみんなの認識と俺の認識がずれまくってる!!!!!!!

こんな風に一人でもやもやしてるの僕だけかな。。。

 

 


経歴は調べれば出てくるからすげー簡潔にするとReolってニコニコで歌い手として凄く人気だったんだよね。ただ、当時はろんという女性の歌い手がいて、れをる(歌い手時代の名前)とは比べ物にならないほどぶっちぎって人気があった。かくいう俺も大好きだった。

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Reolの記事でなんでろんの名前が出てくるのかというと、この二人声がめちゃくちゃ似てて、当時の人気っぷりからも勝手にれをるのことをろんの下位扱いしてしまっていたことをここで謝罪させて下さい。

 

けど実際こう思っていた人は他にもいただろうし、実際ろんとれをるの対立煽りもあった。ただ、そういう汚れた側面があったり、非商業的に自分を表現するボカロ文化って本当に美しいものだったなって凄く思うようになってきてて。

というのも、ヨルシカ、神山羊、須田景凪、ずっと真夜中で良いのに。、eve、美波、ここらへんのボカロ文化に感化されたと思われるアーティスト達が出す楽曲が、youtubeで1千万を超える再生数を叩きだしていることがもうボカロに嵌ってた畑の人間からしたら所謂胸熱だし、それがストリーミングやyoutubeによって大衆に受け入れられているのが日本の音楽シーンが変わりつつあるなってことを実感できる。

そして、今挙げたアーティスト達とは別次元の異次元な存在なのがReolなのだ。

なにより圧倒的に差があるのが歌唱力。ろんとタメ張るくらい元々声が良いってのはあるんだけど、それこそ椎名林檎のように巻き舌やちょっと崩した歌い方、もうなにしても様になっちゃうのが凄すぎる。

 

しかし、こんだけ凄まじいのにどうしても歌い手出身ということでサブカルに見られがちだなぁって感じる。歌い手時代から知ってる人からしたらReolってずっと人気でサブカルのフィールドでは常に第一線にいるけど、youtubeのコメント欄に外国人が多いのもアニメのタイアップの影響だし、結局アニメやニコニコが好きな人たちからの支持が大多数を占めてて大衆には全く知られていないのが現実。ただ(ここから重要)その規模が余りにも大きいためにReolはサブカルに特化したアーティストだと中からも外からも認識されてしまっている。

 

なので、声を大にして言いたいがReolはサブカルの域を完全に超えてます。聴けばわかります。サブカルの域を抜けていないのに紅白に出場して大衆化したのにも関わらずなんかあんまり話題になっていないDAOKOとは違うんだ!!!

みんな相対性理論が好きだったよな?だったら集団行動を聴こう。

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その音を聴いた瞬間、過去が今に、今が未来になっていく。

 

いや、この曲凄すぎない?

 

だってこの曲流したら空想の青春が現実になるんだよ?

 

社会人になっても二人でキャンプに行くほど仲が良いと思いきや、滅多に連絡しないし遊んだりもしない幼稚園からの友人がいるんだけどさ、中学生の頃にその友人から色んなバンドを教えてもらってね。その中でも相対性理論だけはずっと心の中に残っていていつ聴いても本当に色褪せない。

 

そんな相対性理論の元ベースの真部脩一が新たに始めたプロジェクトがこの集団行動だ。ボーカルはやくしまるえつこのような天才とは正反対なミスidの斎藤里菜。この可愛い女の子は音楽にあまり興味がなく相対性理論も全く知らなかったそうだが、このような純粋無垢な女の子がサブカルの塊のような相対性理論の音に乗って歌うんだから面白い。相対性理論が好きな人も、相対性理論を聴いたことがないもぜひチェケラ。

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あいみょんにはミスチル並みのJPOP濃度がある

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去年の夏くらいかな、まだまだ国民にあいみょんが認知されていない時期に名前も聴いたことがないという友人にあいみょんを猛プッシュしました。その時に言った言葉がこちら。

あいみょんにはミスチル並みのJPOP濃度があるんだよ」

 

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つまりこれはどういうことかというと、ミスチルはJPOPの象徴だと思っていて、あそこまでイントロからサビ、転調がキャッチーでなおかつ歌詞がすんなり頭に入ってくるアーティストって他にいないでしょ、っていうのを踏まえた上で出てきた言葉になります。

 

それから半年以上経って今ではもうあいみょんの名前を聴いたことがない若者は絶滅しました。それに伴ってあいみょんの楽曲を普通とか、聴いたことあるとか、パクリとか、そういうネガティブな声をよく見かけるようになりました。

いやね、人間って不思議なことにポジティブな意見が100個あったとしても5個くらいネガティブな意見を目にするとそっちの方に気が行きがちなんですよ。

とはいっても、恐らく多くの人はあいみょんのことを良く思っていて、アイドルソングで溢れていた昨今の邦楽シーンにうんざりしていた人ほどあいみょんの台頭を喜んだはずです。

 

そもそもあいみょんの良さとは何か?というと、90年代を感じさせるキャッチーなメロディと太くはっきりと言葉を聴かす歌声です。なので、普通とか、聴いたことあるとか、パクリといったDISは本来あいみょんの良さなのです。

それなのになぜこういった声が出てくるのでしょうか。考えられる要因としては初期の頃の売りでもあった過激かつ独創的な歌詞。これがメジャーデビュー以降薄まったように感じてる人が一定数いることです。

しかし、僕はもっと大きい要因に気がつきました。

それは、あいみょんというなんじゃそりゃという名前。このサブカルを全快に感じさせる強烈な名前と非常に濃度の高いJPOPをやっている楽曲の雰囲気が一致してないと感じた人たちがいるということです。

 

確かにサブカルを連想してあいみょんを初聴きした時、それがマリーゴールドだったら、なにこれ普通やんってなりますね。

まあ、こればかりは大衆化したアーティストの宿命なのでそのような声には負けずこれからも良い曲を出してほしいです。

なんにせよ、あいみょんは濃厚なJPOPにサブカルが混ざることで懐かしくも新しくも聴こえ、次世代のシンガーソングライターとして邦楽シーンに確固たる地位を確率したと確信してます。

 

 

 

にしてもメダロットのパクリは草。

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iriのWonderlandが2019年最高の曲になる

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かねてからiriの楽曲を追って聴いてきたがこのWonderlandはiri史上を超え、早くも2019年のベストミュージックになるのではないか。

 

iriと言ったら低い重量感のある歌声とグルーヴ感。ただでさえ声の低い女性シンガーは珍しいのにここまでのグルーヴ感を出されてしまっては困る。というか、iriだけだよ今の日本でリズムが心地良いと思わせてくれるのは。

 

あくまで自分の直感で申し訳ないが、こういう聴き心地の良い曲はたくさん聴いてきたという自負はある。そして、それらの多くはあくまで音が優れており歌声とグルーブ感はおざなりになっている印象があった。

しかしiriは違う。これをぜひ聴いてほしい。

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いや、歌上手すぎない?弾き語りでこれよ?

もうこの歌唱力ならどんなトラックでもばちこり乗りこなすし、もし今度この歌声とグルーヴ感にキャッチーさが加われば、あいみょんなんて比にならないほどとんでもないことになるよっていう多大なる期待を持って2019年度のベストミュージックとさせていただきます。

美波のライラックが魂に響く理由

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去年最もハマッた曲。いや、今もめちゃくちゃ聴いてますよ。

 

美波というシンガーソングライターはメディアへの出演がかなり少ないのにこのライラックという曲が現在youtubeで再生回数が1000万回を超えていることから、若者からの支持が圧倒的であることがわかります。

 

では、どうしてここまで若者に受けたのか。一番の要因は力強い歌声から放たれる若者から共感を得られやすい歌詞にあると思います。とてもさりげない部分ではあるんですけど一番の「ああだったんでしょ こうだったんでしょ」という意味をぼやかしてる歌詞が今の若者の将来への不透明さだったり、草とか卍とか一見意味の解らない言葉が実は色んな意味を含んでいてそれが若者の間で当たり前のように使われていることに通じているなと感じていて。

 

美波自身もまだ21歳?という若さで、支持しているリスナーも恐らく年齢が近いことから目に見えない不安や、言葉にできない葛藤っていうものをこのライラックから無意識的に感じていてそれを美波が感情的に歌うので若者の心を、魂を響かすんだなと思います。

 

 

 

人生そうハイに

人生そう前に

人生聡明に生きたいのは山々だが

割と根拠も証明もないような現状世界くらいが丁度よくて

 

21歳の女の子がこんなこと歌ってんだよ?最高じゃないか。

 

King Gnuの白日が日本の音楽シーン転換の象徴である

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みなさんはこの曲を聴いただろうか。

 

最初のピアノと井口の美しすぎる歌声から、ああ、やっぱメジャーになるとこういうバラードっぽい曲出すよなぁドラマの主題歌だし。って思ったんですけどそうじゃないのがこの曲のやばいところ。

とくに「今の僕には何ができるの?」という常田パートに入る前のスクラッチ的な音の切り替えがこの曲の全てと言ってもいいくらい最高なんだ。

 

King Gnuの楽曲は非常にクオリティが高いがこのミクスチャースタイルは普遍的な音に慣れた日本人には受け入れられないと考えていた。しかし、youtubeやサブスクの普及、またtiktokなどにより今まで聴いたことのないような音に触れる機会が増えたことや、現に元々おかしい音楽をやっている米津玄師が日本の音楽シーンのトップに上り詰めたことからも大衆の耳はそういう古来のJPOPの枠組みから外れた音楽を受けいれる体制になったのかなと感じる。

 

そういう点からKing Gnuの白日はヒットして然るべき素晴らしい曲であるし、実際に大衆に受けいれられているのがこれからの日本の音楽シーンを明るく、期待させてくれる出来事であり、そして大きな転換地となる超名曲であると確信している。

 

 

 

 

2018年ベストソング 必聴邦楽リスト

どれも必聴です。

 

 KID FRESINO [Coincidence]

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 中村佳穂 [きっとね!]

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 cero [魚の骨 鳥の羽根]

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 Tempalay [どうしよう]

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 Anly [MANUAL]

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 春ねむり [春と修羅]

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 RIRI [That's My Baby]

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 AAAMYYY [BLUEV(feat.Ryohu)]

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 Reol [サイサキ]

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 泉まくら [いのちfeat.ラブリーサマーちゃん]

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 lyrical school [パジャマパーティー]

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 Takaryu [Left-Field(ft.綿めぐみ)]

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 ぼくのりりっくのぼうよみ [僕はもういない ]

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 美波 [ライラック]

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 ヨルシカ [ただ君に晴れ]

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 山崎あおい [鯖鯖]

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 ましのみ [プチョヘンザしちゃだめ]

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 ずっと真夜中でいいのに。 [秒針を噛む]

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 iri [Corrner]

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 鈴木瑛美子×亀田誠二 [フロントメモリー]

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 BiSH [PAiNT it BLACK]

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 星野源 [アイデア]

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 米津玄師 [Lemon]

 

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 あいみょん [マリーゴールド]

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