あいみょんにはミスチル並みのJPOP濃度がある
去年の夏くらいかな、まだまだ国民にあいみょんが認知されていない時期に名前も聴いたことがないという友人にあいみょんを猛プッシュしました。その時に言った言葉がこちら。
つまりこれはどういうことかというと、ミスチルはJPOPの象徴だと思っていて、あそこまでイントロからサビ、転調がキャッチーでなおかつ歌詞がすんなり頭に入ってくるアーティストって他にいないでしょ、っていうのを踏まえた上で出てきた言葉になります。
それから半年以上経って今ではもうあいみょんの名前を聴いたことがない若者は絶滅しました。それに伴ってあいみょんの楽曲を普通とか、聴いたことあるとか、パクリとか、そういうネガティブな声をよく見かけるようになりました。
いやね、人間って不思議なことにポジティブな意見が100個あったとしても5個くらいネガティブな意見を目にするとそっちの方に気が行きがちなんですよ。
とはいっても、恐らく多くの人はあいみょんのことを良く思っていて、アイドルソングで溢れていた昨今の邦楽シーンにうんざりしていた人ほどあいみょんの台頭を喜んだはずです。
そもそもあいみょんの良さとは何か?というと、90年代を感じさせるキャッチーなメロディと太くはっきりと言葉を聴かす歌声です。なので、普通とか、聴いたことあるとか、パクリといったDISは本来あいみょんの良さなのです。
それなのになぜこういった声が出てくるのでしょうか。考えられる要因としては初期の頃の売りでもあった過激かつ独創的な歌詞。これがメジャーデビュー以降薄まったように感じてる人が一定数いることです。
しかし、僕はもっと大きい要因に気がつきました。
それは、あいみょんというなんじゃそりゃという名前。このサブカルを全快に感じさせる強烈な名前と非常に濃度の高いJPOPをやっている楽曲の雰囲気が一致してないと感じた人たちがいるということです。
確かにサブカルを連想してあいみょんを初聴きした時、それがマリーゴールドだったら、なにこれ普通やんってなりますね。
まあ、こればかりは大衆化したアーティストの宿命なのでそのような声には負けずこれからも良い曲を出してほしいです。
なんにせよ、あいみょんは濃厚なJPOPにサブカルが混ざることで懐かしくも新しくも聴こえ、次世代のシンガーソングライターとして邦楽シーンに確固たる地位を確率したと確信してます。
にしてもメダロットのパクリは草。