美波のライラックが魂に響く理由
去年最もハマッた曲。いや、今もめちゃくちゃ聴いてますよ。
美波というシンガーソングライターはメディアへの出演がかなり少ないのにこのライラックという曲が現在youtubeで再生回数が1000万回を超えていることから、若者からの支持が圧倒的であることがわかります。
では、どうしてここまで若者に受けたのか。一番の要因は力強い歌声から放たれる若者から共感を得られやすい歌詞にあると思います。とてもさりげない部分ではあるんですけど一番の「ああだったんでしょ こうだったんでしょ」という意味をぼやかしてる歌詞が今の若者の将来への不透明さだったり、草とか卍とか一見意味の解らない言葉が実は色んな意味を含んでいてそれが若者の間で当たり前のように使われていることに通じているなと感じていて。
美波自身もまだ21歳?という若さで、支持しているリスナーも恐らく年齢が近いことから目に見えない不安や、言葉にできない葛藤っていうものをこのライラックから無意識的に感じていてそれを美波が感情的に歌うので若者の心を、魂を響かすんだなと思います。
人生そうハイに
人生そう前に
人生聡明に生きたいのは山々だが
割と根拠も証明もないような現状世界くらいが丁度よくて
21歳の女の子がこんなこと歌ってんだよ?最高じゃないか。