Alchemy!?こんな序盤で!?
流石に知らない人はいないと思うだけどいかんせんエンジェルビーツも9年前だからね。
でもよく昔の出来事引き合いにしてあれって〇〇年前だったの!?ってやつさ、それが1年だろうが、5年だろうが、10年だろうが、昔のように感じるようで感じないというか。
人の目には見えない時の流れを時計やらカレンダーやら季節やらイベントやらで体感できるようにしてるから年数が経つと昔のように感じるけど、それらをとっぱらうと本当にそれは昔の出来事か?って思えるようになってくる。10年前が今、最近ということはないけどめっちゃ昔のことでもないと思うんだよね。
中学生の頃によくみんなでカラオケに行ってこのAlchemyをしょっぱなに入れてAlchemy!?こんな序盤で!?っていうことをして元気にはしゃいでいた。
そのカラオケはさ、僕らが住んでる町から自転車で40分以上かかるところにあったんだけど、毎週日曜日に朝から自転車漕いで近くのマックでテイクアウトしてからカラオケに持ち込んで昼食を取っていた。カラオケもマックも当時の僕らにはとても新鮮な出来事だったし、土曜日は毎週サッカーの練習試合があった。
その頃は僕に歌を歌う習慣がなかったんだけど、カラオケの採点が結構良かったり、お前歌上手いじゃんって言われてそこら辺から音楽を好きになっていった気がする。
それから9年経った今でも当時聴いていたアニソンを聴くと一つ一つ音を覚えていて、だけど懐かしさをあまり感じないし古くも感じない。あの頃のボカロもそうだけどアニソンもかなり革新的だった。
最近全くアニメを見ていないが人生を教えてくれるエロマンガ先生をまた見たくてAlchemy聴きました。めちゃくちゃです。
perfumeの二番煎じとは言わせないダンスポップユニットKolme
Kolmeはメンバーが作詞作曲振り付けを自ら手掛けるセルフプロデュースによる三人組ダンスポップユニットである。メンバーは3人とも僕と同じ宮城出身で1996年生まれと年代も一緒だ。
・・・同じ、同じなのか・・・。
2019年の1月に発売されたアルバム「Hello Kolme」が凄く良い。
なんといっても1曲1曲のクオリティが高く、ありきたりな言葉でいえば音が世界基準。
同年代の女の子がこういう音楽を世界に向けて発信してるの凄い。
事務所がエイベックスなので日の目を浴びるのも時間の問題か。
LISMOのCMが超好きだった。
懐かしすぎて泣いてます。楽曲の選曲センスが素晴らしすぎるんだよな。
当時はこういうCMや着うたの影響でサビが物凄くキャッチーでAメロBメロの印象が薄い曲が多かった。だからこそ、初めてフルを聴いた時にサビにこう繋がるんだ!とかこれあの歌だったのか!っていう感情がとにかく楽しかった。
好きすぎて無理。
Galileo Galilei最後のアルバムSea and The Darknessを聴こう。
Galileo Galileiといえば、青い栞。
僕思うんです。あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。ことあの花って好き嫌い抜きに所見だったら泣くでしょ?って。だから、そこはちゃんと評価されるべきだから声を大にあの花は名作、と言えるようになった時、それが大人になるということなんです。僕は大人になったのです。
さて、青い栞も良いですが、やはりGalileo Galileiといったら最後のアルバム「Sea and The Darkness」が凄く良い。色んな音楽路線を歩み大人になったGalileo Galileiの終着点はあまりにも退廃的で儚い音。もうここに青い栞を聴いていた層に向けた音は存在しない。
メッセージ性があるわけでもないし、ポップソングのような大衆性もない、ただそこに音があって、それをぼーっと聴く。何も残らないこのアルバムを無性に聴きたくなる時があるんだよね。それが今日だったわけ。