Galileo Galilei最後のアルバムSea and The Darknessを聴こう。
Galileo Galileiといえば、青い栞。
僕思うんです。あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。ことあの花って好き嫌い抜きに所見だったら泣くでしょ?って。だから、そこはちゃんと評価されるべきだから声を大にあの花は名作、と言えるようになった時、それが大人になるということなんです。僕は大人になったのです。
さて、青い栞も良いですが、やはりGalileo Galileiといったら最後のアルバム「Sea and The Darkness」が凄く良い。色んな音楽路線を歩み大人になったGalileo Galileiの終着点はあまりにも退廃的で儚い音。もうここに青い栞を聴いていた層に向けた音は存在しない。
メッセージ性があるわけでもないし、ポップソングのような大衆性もない、ただそこに音があって、それをぼーっと聴く。何も残らないこのアルバムを無性に聴きたくなる時があるんだよね。それが今日だったわけ。